Web拍手お返事です。ありがとうございます。
>蒼月様
こんにちは。連載にお付き合い頂き、ありがとうございました。
誰も不幸にしない!誰も不幸にしない!と呟きながら書いた結果、あんな感じになったのですが、蒼月様に安心して頂けるラストになっていたら本当に嬉しいです。
鳥口かっこいいですよね。私も鳥口と友達になりたいです。自転車に乗せて欲しい。
拍手文へのご感想もありがとうございます。
まさかの蒸し風呂プレイ、想像してニヤリとさせて頂きました。水気を吸って程良くへたりとしたところで榎木津がドアを開けて、流れ込む涼しい外気に「わぁ」って喜ぶ所を鑑賞するんですね、解ります。
蒼月様も雨にも負けず風にも負けず、健康にお過ごしくださいませ。
神様シリーズ、拝読しております!ヤタガラス鳥ちゃんかっこいいいい!(ここで云うな)
叩いてくださった方も、ありがとうございました。
思いのほか長くなってしまった連載が完結致しました。こんなに長くするつもりは…無かった…。
榎木津と益田のあしたのためにその1として、「逃げない」があると思うのですが、まだうちの益田は逃げてしまいました。じゃあ逃げた場合どうすれば良いか、という話になると「帰ってくれば良い」という事で、こういう形でまとめてみました。
鳥口と益田が仲良くて、榎益榎で、かつ鳥口当て馬エンドには絶対せず、中禅寺を…とか云ってたら大変な事になったという。京極先生は、本当に凄いなぁ…。
何はともあれノープランで続き物を書くものではないと強く感じましたが、個人的には良い経験になったと思います。
時間はかかってしまいましたがぶん投げる事無くどうにか完走出来たのは、読んでくださった益田好きの皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
次回からは通常通り掌編をぽつぽつ書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願い致します。
>蒼月様
こんにちは。連載にお付き合い頂き、ありがとうございました。
誰も不幸にしない!誰も不幸にしない!と呟きながら書いた結果、あんな感じになったのですが、蒼月様に安心して頂けるラストになっていたら本当に嬉しいです。
鳥口かっこいいですよね。私も鳥口と友達になりたいです。自転車に乗せて欲しい。
拍手文へのご感想もありがとうございます。
まさかの蒸し風呂プレイ、想像してニヤリとさせて頂きました。水気を吸って程良くへたりとしたところで榎木津がドアを開けて、流れ込む涼しい外気に「わぁ」って喜ぶ所を鑑賞するんですね、解ります。
蒼月様も雨にも負けず風にも負けず、健康にお過ごしくださいませ。
神様シリーズ、拝読しております!ヤタガラス鳥ちゃんかっこいいいい!(ここで云うな)
叩いてくださった方も、ありがとうございました。
思いのほか長くなってしまった連載が完結致しました。こんなに長くするつもりは…無かった…。
榎木津と益田のあしたのためにその1として、「逃げない」があると思うのですが、まだうちの益田は逃げてしまいました。じゃあ逃げた場合どうすれば良いか、という話になると「帰ってくれば良い」という事で、こういう形でまとめてみました。
鳥口と益田が仲良くて、榎益榎で、かつ鳥口当て馬エンドには絶対せず、中禅寺を…とか云ってたら大変な事になったという。京極先生は、本当に凄いなぁ…。
何はともあれノープランで続き物を書くものではないと強く感じましたが、個人的には良い経験になったと思います。
時間はかかってしまいましたがぶん投げる事無くどうにか完走出来たのは、読んでくださった益田好きの皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
次回からは通常通り掌編をぽつぽつ書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願い致します。
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『6.午後のスコール(5)』の続きです。未読の方はそちらからお願い致します。
『6.午後のスコール(4)』の続きです。未読の方はそちらからお願い致します。
Web拍手お返事です。ありがとうございます。
>5月29日 0:22の方
お返事遅れましてすみませんでした。
連載作品の続きをお待ち頂いてありがとうございます。
今夜にはもうひとつ書けると思います。お待たせして申し訳ありません。
>林檎様
拍手とかぶってしまいますが、お誕生日おめでとうございました。
林檎様の新しい一年が益田充でありますようにお祈りしております。
『午後のスコール』お読み頂いてありがとうございます。
期待にお応えできるかどうか…益田の幸せのために出来る限り頑張ります。
>いか様
拍手文お読み頂いてありがとうございます。
「オイニー」って言うな…さかさまに言うなー!(@マサルさん)
久々に短文書けて楽しかったです。連載の続きも、ぼちぼち頑張って行きます。
そしてキャプションの指摘ありがとうございました。外出先で確認して、膝から崩れ落ちました…。
今は修正しております。以後気をつけます、もうしません!
叩いてくださった方も、ありがとうございました。
6月ですね(死んだ目で)
5月中に連載が終わらなかった…。アーカイブ欄の、4月よりさらに減った更新数が涙を誘います。
6月は文庫版邪魅も出るしもう少し益田充に行きたいところです。
最近の萌えは、公式サイトで拝見した、引越しの時はさすがにスウェットを着ている京極先生です。ナマモノ自重。
>5月29日 0:22の方
お返事遅れましてすみませんでした。
連載作品の続きをお待ち頂いてありがとうございます。
今夜にはもうひとつ書けると思います。お待たせして申し訳ありません。
>林檎様
拍手とかぶってしまいますが、お誕生日おめでとうございました。
林檎様の新しい一年が益田充でありますようにお祈りしております。
『午後のスコール』お読み頂いてありがとうございます。
期待にお応えできるかどうか…益田の幸せのために出来る限り頑張ります。
>いか様
拍手文お読み頂いてありがとうございます。
「オイニー」って言うな…さかさまに言うなー!(@マサルさん)
久々に短文書けて楽しかったです。連載の続きも、ぼちぼち頑張って行きます。
そしてキャプションの指摘ありがとうございました。外出先で確認して、膝から崩れ落ちました…。
今は修正しております。以後気をつけます、もうしません!
叩いてくださった方も、ありがとうございました。
6月ですね(死んだ目で)
5月中に連載が終わらなかった…。アーカイブ欄の、4月よりさらに減った更新数が涙を誘います。
6月は文庫版邪魅も出るしもう少し益田充に行きたいところです。
最近の萌えは、公式サイトで拝見した、引越しの時はさすがにスウェットを着ている京極先生です。ナマモノ自重。
「なにこれ」
風呂場の入り口には榎木津が仁王立ちしている。
益田はそちらを見られないので表情までは知らないが、声からして明らかに不機嫌な様子だ。
理由も勿論解っている。浴槽の水面をびっしりと埋め尽くしている、緑色の葉。
「なにこれっていうか、その、菖蒲湯です…すみません」
いたたまれなくなった益田が、顎までを湯に沈める。目の前一杯に広がる菖蒲の葉がゆらゆらと揺れた。
■
榎木津の言動が出鱈目なのは今に始まった事では無い。無いのだが。
さすがの益田も「一緒に風呂に入るぞ!」と言われてしまっては、改めて「何を言っているんだこのおじさんは」と思わざるを得ない。
噴き出しかけた紅茶を必死に飲み込み、冷静さを装ってカップを机上に戻す。
続いて周囲を見渡した。あまり考えたくは無いが、他の誰かに言ったのかもしれない。
しかし生憎事務所内には益田と、にこにこと笑っている榎木津しか居なかった。
「え、僕ですか」
「他に誰がいる!」
「だから聞いてるんですよ、なんで僕ですか」
「なんでもさってもない、神がお風呂に入るって言ってんだから下僕も付き従って背中のひとつも流すべきだ!」
背中を流す位なら、何も一緒に浴槽にまで浸かる必要は無いのではないか。
引き攣った薄笑いを浮かべた益田は後ずさり、事務所の出口目掛けて駆け出そうとした。
案の定逃亡は失敗し、榎木津に襟首を捕まれる。
「風呂に入りたくないのならこうしてやる」
あっ、と思った時には既に、置きっぱなしの紅茶を頭から浴びせられていた。
幸いにも紅茶は既にだいぶ温んでいて、火傷を負う事は無かったが、シャツの襟首から胸元へ、挙げ句ズボンまでも薄い紅色に染まっていく。
「うわわわ」
たたらを踏む益田の頭上から、さらに冷たい液体が流れ落ちる。
ミルクポットに入っていた牛乳だった。神ともなると、汚しっぷりまで徹底している。
悲しむより先に感心してしまった益田の前髪を、ゆっくりと白い液体が伝った。
その向こうには、空になったミルクポットを掲げて微笑む探偵がいる。
「汚れてしまったなぁ。これはすぐにでも風呂に入らなければいけない。そうしなさい。僕も後から行くから」
■
言葉通り後から来た榎木津は、浴槽に2本の腕を突っ込んだ。益田の肩がびくりと竦む。
5月の陽光に満たされた浴室で、裸の肩が白く、眩い。
その腕がばしゃばしゃと乱暴に水面をかき回し、菖蒲の葉を掻きだし始めた。
益田が悲痛な叫び声を上げる。
「ぎゃあああやめてくださいやめてください!」
「邪魔だこんなの、そうでなくてもこんなに入れたら風呂場が青臭いじゃないか!」
「だってこれが無いと、見えちゃうじゃないですか!」
「カマっぽい事言うんじゃないよ、お前の貧相な身体なんか見えたって関係ないぞ!」
「僕ぁどうでもいいんですよ、榎木津さんが」
榎木津の腕がぴたりと止まり、水音も止む。
静かになった浴室に、益田の声が響いた。
「こんな昼間っから榎木津さんの裸なんか見たら、僕ぁ…」
大きな目をぱちくりとさせ、榎木津が益田の顔を見つめる。
濡れ髪を張り付かせた頬は、湯に当たったように真っ赤に染まっていた。
――――
一緒にお風呂は浪漫です。浪漫に理由とか要らないですよ…(逃げやがった)
風呂場の入り口には榎木津が仁王立ちしている。
益田はそちらを見られないので表情までは知らないが、声からして明らかに不機嫌な様子だ。
理由も勿論解っている。浴槽の水面をびっしりと埋め尽くしている、緑色の葉。
「なにこれっていうか、その、菖蒲湯です…すみません」
いたたまれなくなった益田が、顎までを湯に沈める。目の前一杯に広がる菖蒲の葉がゆらゆらと揺れた。
■
榎木津の言動が出鱈目なのは今に始まった事では無い。無いのだが。
さすがの益田も「一緒に風呂に入るぞ!」と言われてしまっては、改めて「何を言っているんだこのおじさんは」と思わざるを得ない。
噴き出しかけた紅茶を必死に飲み込み、冷静さを装ってカップを机上に戻す。
続いて周囲を見渡した。あまり考えたくは無いが、他の誰かに言ったのかもしれない。
しかし生憎事務所内には益田と、にこにこと笑っている榎木津しか居なかった。
「え、僕ですか」
「他に誰がいる!」
「だから聞いてるんですよ、なんで僕ですか」
「なんでもさってもない、神がお風呂に入るって言ってんだから下僕も付き従って背中のひとつも流すべきだ!」
背中を流す位なら、何も一緒に浴槽にまで浸かる必要は無いのではないか。
引き攣った薄笑いを浮かべた益田は後ずさり、事務所の出口目掛けて駆け出そうとした。
案の定逃亡は失敗し、榎木津に襟首を捕まれる。
「風呂に入りたくないのならこうしてやる」
あっ、と思った時には既に、置きっぱなしの紅茶を頭から浴びせられていた。
幸いにも紅茶は既にだいぶ温んでいて、火傷を負う事は無かったが、シャツの襟首から胸元へ、挙げ句ズボンまでも薄い紅色に染まっていく。
「うわわわ」
たたらを踏む益田の頭上から、さらに冷たい液体が流れ落ちる。
ミルクポットに入っていた牛乳だった。神ともなると、汚しっぷりまで徹底している。
悲しむより先に感心してしまった益田の前髪を、ゆっくりと白い液体が伝った。
その向こうには、空になったミルクポットを掲げて微笑む探偵がいる。
「汚れてしまったなぁ。これはすぐにでも風呂に入らなければいけない。そうしなさい。僕も後から行くから」
■
言葉通り後から来た榎木津は、浴槽に2本の腕を突っ込んだ。益田の肩がびくりと竦む。
5月の陽光に満たされた浴室で、裸の肩が白く、眩い。
その腕がばしゃばしゃと乱暴に水面をかき回し、菖蒲の葉を掻きだし始めた。
益田が悲痛な叫び声を上げる。
「ぎゃあああやめてくださいやめてください!」
「邪魔だこんなの、そうでなくてもこんなに入れたら風呂場が青臭いじゃないか!」
「だってこれが無いと、見えちゃうじゃないですか!」
「カマっぽい事言うんじゃないよ、お前の貧相な身体なんか見えたって関係ないぞ!」
「僕ぁどうでもいいんですよ、榎木津さんが」
榎木津の腕がぴたりと止まり、水音も止む。
静かになった浴室に、益田の声が響いた。
「こんな昼間っから榎木津さんの裸なんか見たら、僕ぁ…」
大きな目をぱちくりとさせ、榎木津が益田の顔を見つめる。
濡れ髪を張り付かせた頬は、湯に当たったように真っ赤に染まっていた。
――――
一緒にお風呂は浪漫です。浪漫に理由とか要らないですよ…(逃げやがった)